エンコウカエデ 「猿猴楓」
山地、丘陵地に生える落葉高木で、日本固有種のイタヤカエデ(板屋楓)の変種。イタヤカエデは、葉の大きさや裂け方などに地域差などが大きく、多くの変種(エンコウカエデ等)に分けられるが、全種に縁に鋸歯がなく全緑となることが、このグループの特徴である。
4〜5月枝の先に
複総状花序を上向きに出し黄緑色の小さな花たくさんつける。花弁はへら形で、秋に黄葉する。樹皮は灰褐色でまだらに裂ける。
和名は、葉の裂片が細長く手長猿の手を思わせるので。

イタヤカエデは、葉がよく茂り、まるで板でふいた屋根のように雨をもらさないというので。
分布は、北海道、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2008 5 16 撮影
2008 5 16 撮影
2008 5 16 撮影
2008 5 16 撮影

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